ネクタイのディンプルを上手に綺麗に作るコツ
ネクタイの結び目にある窪みディンプルを作ってもだんだん無くなって来る。という悩みを抱えている人は意外に多いようですが、それを解決する方法がありました。
ディンプルは慶事で使う
ディンプルとは、上の写真のようにネクタイの結び目に作る窪みのことをいいます。普段着やおめでたい席(慶事)にはディンプルを作りますが、お葬式などの弔事や謝罪の席ではディンプルを作らないのが礼儀作法となっています。(上の写真はシングルディンプルです)
dimple(くぼみ)=えくぼ(笑窪) です。
悲しい場面で敢えてえくぼを見せる人はいませんよね?エクボが相応しい場面なら、ディンプルを作ってもいいと覚えておくと、場面に応じてディンプルの有無を選択しやすくなるでしょう。
- シングルディンプル(single dimple)
- ディンプルを中央に一つだけ作るもの。
- ダブルディンプル(double dimple)
- 左右に二つのディンプルを作るもの。より華やかに見せることができる。
消えないディンプルの作り方
ディンプルがすぐに消えてなくなってしまう理由は単純で、折り目が小さくて浅いから。
結び目の中を全部折ってしまうくらい大きくて深いディンプルを作れば一日中綺麗なディンプルをキープすることができます。ただし、最近はちょっと浅めのディンプルが流行・トレンドなので、深さを上手に調節しましょう。
1日崩れない綺麗なディンプル(くぼみ)の作り方−ネクタイの結び方−
シングルディンプルの場合は小剣を谷折りにすれば、ディンプルをその部分に納めることが出来るほか、結び目を立体的に出来るので横から見たときのフォルムが美しくなります。
また、ダブルディンプルの場合は小剣を山折りにすることがポイントです。
大剣と小剣、それぞれの山折りと谷折りが結び目でどのように干渉しているか想像してみてください。
トリニティーノットのような、大剣を軸とする特殊な結び方をする場合には首のすぐ根元で結び目を作ると、しっかりとしたディンプルを作れます。
少し結びにくいですがディンプルは崩れることなく綺麗に作ることができます。
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