世界一重い鳥「エピオルニス」の「世界最大の卵」がイギリスでオークションに出品される!


2013年4月24日、「エピオルニス」の卵がイギリスのロンドンで競売に掛けられることになりました。13~17世紀に絶滅したとされる巨大な鳥の卵で、大きさは縦30センチ×横21センチで恐竜の卵より大きく、世界最大の卵。

ニワトリの卵120個分もあるこの卵は、約100年前マダガスカルで化石化した状態で考古学者らによって発見されました。

エピオルニスはアフリカのマダガスカル島に近世まで生息していたダチョウに近い巨大な地上性の鳥類で史上最重量の鳥類。(歴史上最も身長が高い鳥はジャイアントモアと言われています)

背の高さは3.4m、体重は450kgもあり、ダチョウの体重が135kg程度であることを考えるといかに大きいかが分かります。卵も巨大で、ダチョウの卵が縦20cmなのに対して、エピオルニスの卵は30cm、殻の厚さは3~4mmも。


エピオルニスの骨格


予想落札価格は最大3万ポンド(約430万円)。

シンドバッドに登場する伝説の鳥、「ロック鳥」のモデル?

ロック鳥(ロックちょう、波: رخ‎、rokh、ruc)は、中東・インド洋地域の伝説に登場する巨大な白い鳥。象を持ち去って食べてしまうくらい大きく力が強いとされる。ルフとも呼ばれる。


画シンドバッドの船を壊すロック鳥。

巨大な鷹のような鳥がシンドバッドが乗っている船に岩を落としている様子。

wikipedia

「風説のルフ」は禁止ですよ!

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