100年前、科学誌ネイチャーに掲載されるも忘れ去られた「正しいケーキの切り方」とは?

2016/05/05

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円盤状のホールケーキの切り方と言えば、上の画像のように中心に向かって楔形に切ることを誰もが想像します。
今日ではこの切り方こそが改善の余地なく最も合理的な切り方だと考えられているのですが、100年前に違うカット方法が提唱されました。

1906年12月20日、フランシス・ゴルトン氏(Francis Galton)が提唱し、それは今なお著名な科学誌「Nature」に掲載されました。

今となっては忘れ去られてしまった特異な切り方ですが、そのカッティング方法についてイギリス・ロンドンの数学者アレックス・ベロス氏(Alex Bellos)がyoutubeで解説をしています。

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解説によると、最初の切り分けではナイフはケーキの中心を通らず、中心を跨ぐようにして平行にカットして中央のケーキを抜き取ります。

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そして次に切る時にはその切り口同士を合わせて、切り口と直角になるようにナイフを入れて抜き取り、小さくなるまでこれを繰り返すといいます。1回目と2回目だけ中心を通りませんが、3回目以降は既にある切り口を利用します。
保存する時はゴムバンド(輪ゴム)で4つに分かれたケーキを束ねます。

The Scientific Way to Cut a Cake

ゴルトン氏がこの切り方で改善したかったのはケーキの保存状態。
ケーキの多くは表面が砂糖やクリームのコーティングが施されていますが、一般的な切り方では切り口のスポンジが空気に晒されるためにスポンジが乾燥します。しかしこの不思議な切り方なら乾燥を防げるので新鮮な状態を保てる!というもの。

このワザ、「ケーキが大好きだけど1日で食べきれない!」という1人暮らしの人にはもってこい・・・かも?

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