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結婚式・披露宴に使えるフォーマルなメンズスーツの正しい着こなし!(男性の略礼装)

flickr : PROComrade Foot

結婚式や結婚披露宴に呼ばれたらどんな服装で行けばいいのか。スーツ、革靴、シャツ、カフリンクス、ネクタイなどの色、柄、スタイルに至るまで、結婚式の男性の服装一式について疑問だらけの人もいるのでは?

今回は正礼装(フォーマルウェア)や準礼装(セミフォーマル)は割愛して、略礼装(インフォーマル)についてのみ詳しくご紹介します。

タイトルで用途を結婚式に限定しているのは、多くの人が結婚式などの特別な行事でようやく”まともな”略礼装を意識するからです。

略礼装は結婚式に限らず、会社面接の服装、彼氏が彼女(恋人)の両親への挨拶に行く時、大事な人物との面会など様々なシチュエーションで重宝しますので覚えておいて損はありません。

何よりも新郎新婦に対する気持ちが大切

気休めとして先にオチを言ってしまえば、着ていく本人はアレコレ思案するものの、別にこれらを守らなくても誰も気に留めたり気付いたりしません。これは、気付いても黙っているというより周囲の皆が正確なグローバル・スタンダード(世界的に正しいとされている様式)を知らないためと言えます。

しかし全員がそんな気持ちで式に出席し、サラリーマンのような格好で集まればもはや会社の飲み会状態に・・・。一人ひとりの新郎新婦への気遣いや振る舞いが、式の格式をより高めるのではないでしょうか。ユダヤにはこんな格言があるそうです。

いい言葉じゃないですか。

今回はドレスコードについて全体的に少し厳しく表現しますが、これを守らないとNGというわけではなく、ドレスコードを正しく理解した上でならTPOや遊び心に応じて崩してもいいと思います。

いずれにせよ大切なのは、式に招いてくれたホストに対する気持ちだと思うのです。それを踏まえて読んで頂ければ幸いです。

スーツはシングルのスリーピースが基本

男性の略礼装なら、シングルのスリーピース・スーツ(三つ揃え)です。今の日本ではツーピースが間違いとまでは言えませんが、やはり正統派スタイルを目指すならスリーピースの方がいいでしょう。

ダボダボのスーツほどみっともないものはありませんが、最近流行しているようなウェストが締まった・お尻が出るくらい丈の短いピチピチした細身のスーツも礼装としてはイマイチ。

スーツは肩で着るをイメージしてください。攻めすぎは禁物です。

常識ですが、2つボタンの場合は下のボタンは留めません。
3つボタンなら上2つを留めます。ただし、襟が大きく返って1番上のボタンが襟で隠れて見えない段返り(ローリングダウン)なら真ん中だけ留めます。
スリーピースならベストとのバランスもあるので2つボタンが一般的。

高い比率でのポリエステル混紡織物はテロテロ・ペラペラで安物の質感が漂うので避けましょう。

スーツの色と柄

略礼装のスーツの色はチャコールグレー、ダークグレー、濃紺、といったいわゆるダークスーツかブラックスーツ。真っ黒なブラックスーツよりも少し華やかなダークスーツの方がオススメ。グレーやライトグレーはNG。柄は無地。ストライプはNG、ピンストライプやシャドーストライプも避けましょう。

ウエストコート、ジレ、ベストの色

ベストの生地や色はスーツの生地と同じである共地(ともじ, 共布)が基本。ただし、午前中や朝の結婚式であれば、朝限定のモーニングスタイルとしてダークスーツにライトグレーのベストはOK。むしろ粋でカッコイイくらい。
朝の服として着るモーニングコートやディレクターズスーツのグレーのベストと同様に、ダークスーツでも朝のグレーベストは認められています。ただしテカテカしていないマットな生地。

夜の結婚式ではグレーやシルバーグレーのベストはNG?という疑問があるかもしれませんが、分かった上ならアリだと思います。ただし上記の通り共生地が原則であり理想的。
持ち合わせの2ピース・スーツに、ベストだけプラスする際には共地で揃えるのは難しいので特に有効的な手法と言えます。

白襟(しろべり)の装着を推奨する人もいますが、海外からの国賓級の方はもとより皇族などの方を見てみれば判る通り、付けている人は見られません。昭和天皇は若い頃はつけていますが、白ネクタイと同じように明治維新後からの日本特有の古い慣習かもしれませんね。

ベストに襟(ラペル)があるものと無いものがありますが、これはお好み。

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