2Dの被写体を3D化するグラフィック技術をカーネギーメロン大学が開発!
カーネギーメロン大学の科学者が二次元の被写体を三次元の物体として捉えることができる3DCGの画像処理技術を開発しました。
アメリカ、ペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University, CMU)のロボット研究所の研究員が開発したこの技術を使用すると、2Dの画像に写る物体を立体的に認識し、3Dモデリングすることで自由に回転、並進、スケーリング、変形を行うことが可能で、違う角度から見た様子を描画することができます。
動画では赤い椅子のほかにも自動車、折り紙、ノートPC、果物などをモデリングしていますが実際の写真(Original Photograph)と処理結果(Result)を比較しても、まるで見分けがつきません。
3D Object Manipulation in a Single Photograph using Stock 3D Models: Full Length Video
2Dとして一方向から見た場合の物体の見えない部分や箇所についてインターネットなどから公に取得することができる画像データなどを元にして幾何学形状や外観を3Dモデルとして復元するとともに、物体のテクスチャーを指定することで実物の質感を再現。
また、配置する座標や環境に応じた尤もらしいライティング、陰影を自動的に付け加えてくれます。
もうここまできたのかー、という感じ・・・。
Via:Flippin’ Cool Tool Manipulates Photos in 3-D|Carnegie Mellon News
http://www.cmu.edu/news/
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