骨董品店で買った絵画、鑑定の結果ヴァン・ダイク作品と判明して価値が1000倍に!


イギリスのお宝鑑定番組で、有名画家アンソニー・ヴァン・ダイクの本物の絵画が発掘されて話題になっています。

2013年12月29日、骨董品を鑑定するイギリスBBCのテレビ番組「アンティーク・ロードショー」は同国の司祭が所有する肖像画が、17世紀フランドルの有名な宮廷画家アンソニー・ヴァン・ダイクの作品だと明らかにしました。推定価格は40万ポンド(約7000万円)にもなるといいます。

フランドルとは現在のベルギー、フランス、オランダにかけた地域。

イギリス・ダービーシャーの司祭ジェイミー・マクラウド神父(Jamie MacLeod)は、チェシャー州ナントウィッチの骨董品店でそれと知らずに400ポンド(7万円)で入手しましたが、購入した主な理由は " 金色の額縁が気に入ったから " だといいます。


同番組の司会フィオナ・ブルース(左)とジェイミー・マクラウド神父(右)



鑑定士を務める専門家フィリップ・モールド氏(Philip Mould)(左)


ヴァン・ダイクの作品のうち有名な1枚


アンソニー・ヴァン・ダイク(英: Anthony van Dyck、1599年3月22日 – 1641年12月9日)の自画像

司祭は、教会の鐘の新調や修復のために資金調達として絵画を販売するということです。

Antiques Roadshow star spots a Van Dyck worth £400,000

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