ISSが月だったらどう見える?地球から見える月のシミュレーション映像が凄い!
ISSが月だった場合、地球にはどんな景色が広がるのでしょうか。
幻想的で素敵な写真も撮ってくれているISSは、地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7km(時速約27,700km)で飛行し、地球を約90分で1周、1日で約16周しています。
そのISSが月だとしたら・・・月と地球の表面距離が400キロメートルのとんでもない状況をCGで再現した映像がこちら!
If the Moon were at the same distance as the ISS
ちなみに、衛星である月の速度は1.022 km/s。地球から384400kmの距離を約27日で1週、ほぼ1秒間に1km動いています。つまりISSのスピードは月の7倍以上。
通常地球から月を観測した場合、月は他の星と同様に東から昇ってきて西へ沈みますが、これは月の公転よりも地球の自転が速いため。
ISSは地球の自転と同じ方向へ周回していますが、地球の自転速度(約465m/s)よりも早いため、西から昇って東へ沈みます。
この映像はアメリカから見た景色を再現したもの。月が上空をまたぐ時、左側が青っぽいのはメキシコ湾の海の青色が月に反射しているからで、右側が黄褐色または白っぽいのはアメリカ大陸の大地が映っているから。
月が真上に来た時、月が地球の光によってほんのり黄色く輝いています。しかしこれは想定外で、真っ黒に見えることが想定されていたそうです。
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