皮膚や口腔内にも貼れる世界最薄の電子回路を東大などが開発!

2016/08/14

世界で最も薄い電子回路(極薄フィルム型有機トランジスタ集積回路)を東京大学などのグループが開発しました。皮膚に貼ることも出来る世界最薄の電子回路で、医療機器などへの応用が期待されています。

この電子回路は、東京大学とオーストリアのヨハネス・ケプラー大学が共同で開発したシート状の回路で、 重さは3 g/m2でコピー用紙の1/30、厚みはたった2ミクロンで食品用ラップフィルム1/5ほどしか無く、折り曲げたり丸めたりしても機能し、233%までの引張ひずみに耐えられます。また、曲げ半径は5ミクロンなので、くしゃくしゃに丸めたとしても破れることなく機能します。

このため、人の体に密着させて付けることができ、医療機器や健康機器などへの応用が期待されています。開発に当たった東京大学の染谷隆夫教授は 心拍数や体温計測センサーなど、日常生活で装着していることを感じない機器を作ることができると話しています。

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どんな表面にも取り付けることができ、身につけても利用者の動きが制約されないこれらの特性から、研究者たちはインパーセプティブル・エレクトロニクス=感知できない電子回路と名づけています。

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この研究成果は、2013年7月25日に発行されたイギリスの科学雑誌ネイチャーに掲載されています。これらの技術が駆使できれば、スパイ映画に出てくるような凄く小さくて高性能な機器が開発されるのかもしれませんね!

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