「Trinity」、風力タービンでスマートフォンや携帯電話を充電するUSBデバイス

2016/05/05


アメリカのミネソタ州に拠点を置く企業 Skajaquoda が、風力でモバイルなどを充電することができる風力タービンのUSBデバイス「トリニティー」を開発しました。

開発を手掛けた Skajaquoda は現在kickstarterでクラウドファンディングを行っています。製品化された場合の希望小売価格は399ドルですが、送料別で最低出資額の249ドルを出資することで入手可能。(2014年6月1日締め切り)


3本の脚で立ち、上にある小さなプロペラのついたスティック状のタービンを回転させることで発電します。

格納時の長さは30cmほど。起動状態で60cmほどに広がります。

項目性能
重量約4ポンド(1.8kg)
サイズ格納時:12インチ(30.48cm)、オープン時:23インチ(58.42cm)
材質プラスチック、アルミ
出力・入力5V/1A

アップル、サムスン、HTC、モトローラ、LGなど、他にもほとんどのUSBデバイスと互換性があります。

色はブルー、レッド、グリーン、イエロー、ブラックの5色から選ぶことが出来ます。

アウトドアや緊急事態に

フィーチャーフォンとは違い、スマートフォンはバッテリー持続時間が短いことが欠点。屋外に長時間いるとすぐに使えなくなりますが、トリニティーがあればその場で充電することが可能。また、災害時などの緊急事態においても通信手段の電源を確保できることは大きなメリット。


15Wの発電が可能で、放電容量15000 mAhのバッテリーを持ちます。(単3のアルカリ電池で2000mAh程度なので、7本分くらいの容量に相当)

USB接続位置はプロペラの底部。コンセントと繋いで充電することもできます。

下の動画でプレゼンをしているのは、開発を手掛けた電気技師 Einar Agustsson 氏(CEO)と Agust Agustsson 氏(副社長)の2人。

The portable WIND TURBINE that can charge your phone

釣りやキャンプなど、アウトドアが趣味の人は車のトランクにコレを積んでおくと色々捗りそうですね!