インドネシアの「Bola Ubi」、サツマイモで作るお菓子のRecipe
サツマイモで作られているBola Ubiというインドネシアのお菓子の存在を知り、家で作ろうと思ったので備忘録としてそのレシピを残しておきます。
これ、ベラボウに美味いそうです。ああ、早く作って食べたい。
- Bola
- Ball、ボール
- Ubi
- Sweet potatoes、サツマイモ
- Bola Ubi
- Sweetballs、スウィートボール
材料と分量
材料 | 分量 |
---|---|
サツマイモ (約1本分) | 300 g |
タピオカスターチ (tapioca starch) | 70 g |
コーンスターチ (maizena) | 30 g |
粉砂糖 (powdered sugar) | 70-90 g |
ベーキングパウダー (baking powder) | ティースプーン1杯 |
工程
RESEP Bola-bola Ubi * Sweet Potato Balls (Indonesian Street Food)
- STEP 01. マッシュポテトを作る
よく洗ったサツマイモを蒸し器で柔らかくなるまで蒸す。
蒸したサツマイモの皮をめくり、300 g分をフォークなどを使いよく潰す。
- STEP 02. 粉をふるいにかけて混ぜる
タピオカスターチ70 g、コーンスターチ30 g、ふくらし粉ティースプーン1杯分をふるいにかけて混ぜ合わせ、そこにマッシュポテトを全て投入する。
- STEP 03. よく混ぜ合わせる
サツマイモの水分量が多くて少しベタベタしたり、生地が柔らかすぎると感じる場合は、タピオカスターチを適宜追加して固さを調節する。
- STEP 04. 生地を成型する
ピンポン球くらいの大きさに手で捏ねながら丸める。この分量だと20-25コ分(1コ当たり16-20 g)
- STEP 05. 生地を冷やす
丸めた生地を容器に入れてラップフィルムを掛け、冷蔵庫で1時間寝かせる。この状態で2日間は保存が利く(すぐに揚げるならこの工程は必要ない)
- STEP 06. 揚げる
フライパンや揚げ物用の鍋に油を入れて常温のまま生地を油に入れる。油の量は生地がしっかりと浸すことができる量にする。
生地を入れたら火を点けて油を加熱し、中火で生地に火を通す。
コツとしては、二度揚げをすること。
まず、表面に火が通ってほんのり揚げ色が付いたら、一旦油から取り出して余熱で中まで火を通す。この時はまだ表面が生地のままの黄色に近い。鍋の油は次の二度揚げの為に保温しておく。2度目の揚げのコツは、フライ返しなどでボールを3秒間 底に押し付けてから放す、これをボールがきつね色に変わるまで繰り返す。大きいザルようなもので複数のボールをまとめて押しつぶすのも効率が良くてGOOD。
揚げる時に押しつぶす理由
2度揚げの段階で、鍋の底にギュウギュウ押し付けながら揚げる理由は、冷えた時に縮んでしまわないようにするため。
違う国でも違う呼び名で食べられている
インドネシアではBola Ubi(ボラウビ)と呼ばれていますが、近隣諸国でも同じ製法のお菓子が違う呼び名で親しまれているようです。
- Bola Ubi(ボラウビ)
- インドネシアでの呼称
- 地瓜球(Dìguā qiú)
- 台湾での呼称
- カノム・カイ・ノッククラター
- タイランドでの呼称
油で揚げながら膨らませる様子は以前に紹介したソイ チェン フォンと少し似ています。インドにも、カレーと一緒に食べるプリチョラというのがあります。これもぷくーっと膨れますね。
(ソイ チェン フォンの膨らみ具合がこれとは比較にならないくらい凄いけど・・・)
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