「犬の十願」、犬を飼うなら絶対に知っていてほしい10のこと
犬を飼おうとしている人から既に飼っている人まで知っておきたい「犬からの10のお願い」。イラストとテキストと音声で丁寧に解説されています。犬を飼う予定がなくても必見のためになる動画です。
犬を飼おうとしてる人、飼っている人に伝えたい、「犬の十願 」 です!(10 Wishes of a Dog)
これは、福岡市の「家庭動物啓発センター(旧西部動物管理センター)」の職員である井上竜也氏が書かれた、センター版「犬の十願」。
飼い主として私たちができる具体的な内容が散りばめられたこの10の願いは、長い間センターという職場で処分される犬や猫を毎日見てきた方の心からの願いであり、そこで消えていった動物たちの声でもあります。
3番の繁殖行為の知識については意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
また、人間は外界に色んなコミュニティーを持っていますが、ワンちゃんにとっては飼い主さんだけが唯一のパートナー。頭で理解はしていても、この感覚は人間の立場からではあまり実感が湧かないもの。犬や猫を飼っている人は是非これらを参考にしてみてくださいね。
犬の十戒
皆さんはこれとは別に以前からある、「犬の十戒」をご存知でしょうか?犬の十戒(The Ten Commandments of Dog Ownership)は、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩で、日本では「犬の十戒」として知られています。原典はノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」。
私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。
あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。
私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。
話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。
あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。
私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。
私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。
最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「居た堪れない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。
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