世界一汚い男性、60年間以上お風呂に入らないHajiお爺ちゃん
このずず黒い顔をしたイラン人の男性の名前はハジさん( Haji, 1934年生まれ)。
彼はなんと60年間もお風呂に入っていないといいます。60年も前ということは20歳からお風呂に入っていないことに・・・。(臭そう)
ハジお爺ちゃんがお風呂に入らない理由
御年80歳のイラン人男性、ハジさんが過去60年間にわたって一度もお風呂に入らない理由は「清潔さが病気をもたらす」という信条上の都合からだといいます。
どういう経緯でそのような思想に至ったのかは不明ですが、ハジお爺さんは水との接触を非常に嫌っており、入浴を提案するだけでも怒り出すほど。
これらを聞くと大変偏屈そうなおじいちゃんではありますが、ごく一部の間では、ペルシア語での親しみを込めた老人の愛称「Amou Haji」と呼ばれています。
ユニークな生活スタイル
健康に関して、一般人から見れば逆を行く"アウトロー"に見えるかもしれませんが、彼には彼なりの健康志向があります。
生鮮食品や清潔な飲料水にも嫌悪感を抱く彼は、腐ったヤマアラシのお肉がお気に入りで、古く錆びたオイル缶に溜めた水を健康のためにと毎日5リットル飲んでいます。
また、煙草が好きでパイプをよく咥えていますが、パイプに詰めているのはタバコの葉ではなく動物の糞。
家は所有しておらず、地球が彼の家。寝るときは地面に穴を掘って眠りますが、同情する近所の村人が建ててくれたレンガ小屋で寝ることもあり、冬は昔の戦争に使われていたヘルメットを被って寒さを凌ぎます。
永らく入浴していないのは世界中で彼一人だけではなく、インドに住むカイラス・シンさん(Kailash Singh)もそのひとり。
40年間近くお風呂に入らないインドのカイラス・シンさん
6メートルのドレッドヘアを持つカイラス・シンさんはシャワーを浴びたりお湯のお風呂に入らない代わりに毎晩「火のお風呂(fire bath)」で身体を炙ったり、炙った手で汗を拭って身体を清めます。
The World’s Smelliest Man
7人の娘と1人の息子を持つカイラスさんがお風呂を断ち切ったのは1974年のこと。
ファイヤーバスだけではさすがに体臭は消しきれず蓄積し、奥さんは彼の体臭が日に日に臭くなることに慣れるために過酷な日々をすごしたといいます。
世界は広いですね。現代科学からすれば衛生面や健康面では非常に劣悪な環境だと考えられるのですが、80歳まで生きられるということに驚きです。
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