「Spirit Steels」氷やソープストーンはもう古い?飲み物を冷やし続けてくれる冷却材
ウイスキーに限らず、お酒を冷やしたりロックで飲む場合、一般的には氷を使います。しかしお酒にうるさい人であれば「氷で薄まって味が変わる!」とこだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。
そういった場合、氷の替わりに冷凍庫で冷やしたソープストーン(石鹸石)と呼ばれる熱容量の大きい石を入れる人もいますが、ソープストーンよりも長時間冷却してくれるのが「Spirit Steels」です。
Baller Demo
沢山のソープストーンと1つのスピリットスチールは同等の冷却効果を持ちます。
ステンレス製でとても重く見えますが、中には食品等級の液体が充填されています。グラスの底には沈むものの、ソープストーンよりも軽く、氷に近い動きをします。
冷凍庫で冷やし直せば何度でも使いまわすことでき、お酒に限らず色んな飲み物を冷やしてくれるこのアイテムは持っていると重宝しそうですね!
下記は、それぞれの冷却材をマイナス10℃から2・8℃まで12・8℃上昇させるために必要な熱量(J)を示しています。
- 0.75 “ソープストーン":258ジュール
- 0.75 “銅キューブ":304ジュール
- ジャンボソープストーン:1,538ジュール
- Spirit Steels “ショーティ":6923ジュール
- Spirit Steels “ボーラー":15578ジュール
J(ジュール)とはエネルギーの単位。1グラムの水の温度を1度℃上昇させるのに必要な熱量は4.19ジュール。
例えば下表では、冷凍庫でマイナス15℃まで冷やしたそれぞれの冷却材を室内(室温18・3℃)に放置した場合の温度変化。Spirit Steels ボーラーは4時間も0℃を保っています。
上の表は、ソープストーンとスピリットスチールをそれぞれ入れたグラスにワイン(21℃)を注ぎ、15分後に飲み干しておかわりをした時の温度変化。ソープストーンは1杯目で冷却効果を失っていますが、スピリットスチールは2杯目も10℃ほど冷却してくれます。
4種類の形状と大きさが用意されています。
ショーティはスコッチやバーボンのために、ボーラーはビールやワインのために開発されたサイズ。
- Spirit Steels – The ultimate beverage cooling device
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