シリア政府「トルコは危険」と渡航自粛を自国民に勧告
2011年から内戦・紛争の続くシリア・アラブ共和国(シリア・アラブきょうわこく)、通称シリアの外務省は2013年6月3日までに、反政府デモが続くトルコへの渡航は安全上問題があるとして自国民に対して渡航しないよう勧告する声明を発表しました。
政府の声明では、「この数日で悪化しているトルコ国内の複数の都市の治安状況、平和的抗議者に対するエルドアン政権による暴力行為により安全性に問題がある。」としてトルコに行かないよう自国民に勧告しています。
シリアとトルコはかつて緊密な関係を築いていたものの、シリア内戦の影響で対立を深めており、トルコのエルドアン首相はシリアのアサド大統領退陣を求めています。
トルコは3万人を超えるシリア難民を受け入れているため、反体制派の拠点にもなっています。
日本の治安の良さから比べてしまうと、「どっちもどっち」と言う声が沢山聞こえてきそうなこのニュースですが、両国なりの治安の差があるのでしょうか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません