アマゾンCEOが「アポロ11号のロケットエンジン」回収に成功
米インターネット小売大手アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者は、人類初の月面着陸=アポロ計画により、1969年のアポロ11号の打ち上げに使われたF1エンジンを水深約4300メートルの大西洋の海底から引き上げることに成功したと3月20日発表しました。 (上の写真は5基のF1エンジンと開発に携わったフォン・ブラウン博士)
ロケットエンジンは既にシリアルナンバー部分の腐食が進んでおり識別困難でしたが、チームは展示用にF1エンジン2基を復元できるだけの主な部品を回収済みとのこと。
ベゾス氏は、エンジンを1基だけ回収復元出来たらワシントンDCのスミソニアン博物館で公開し、2基以上回収できたら2つ目をシアトルの国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)で展示するようNASAに依頼していたそうです。
1965年、マーシャル宇宙飛行センターにて「サターンV」型ロケットの第一段に設置される「F1エンジン」
海に落ちる前のサターンV 第一段F-1エンジン(手前はウェルナー・フォン・ブラウン博士)
今が2013年ですから、1969年といえばもう44年も前のことですが、海水に浸かってもここまで残っているとはさすが宇宙環境に耐えるよう設計されているだけありますね!
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