世界初のウェアラブルコンピュータは中国製のスマートリング?

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ウェアラブルコンピュータが姿を現して世界を席巻し始めたのは21世紀に突入してからですが、実はそれ以前に存在していたようす。この指輪型のソロバンは17世紀に中国で作られたもので、ちゃんと珠も動きます。

いつでもどこでも珠算が出来るようにと清朝時代(1644年~1911年)に作られた12mm×7mmサイズの算盤には枠の中に極細の9本の軸(桁)とそれぞれに7つの珠が通されており、7つの珠を2つと5つに分ける梁もあります。ゴマ粒ほどのビーズを動かすには細いピンのようなものが必要で、位を数える目印の定位点はないみたい。

当時の市場などで働いていたトレーダーたちがカウントツールとして使用していたと考えられています。

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この木製のそろばんは、明の時代(1368年~1644年)の有名な数学者、鄭大偉によって作製されたと考えられているもの。
そろばんの起源についてはアステカ起源説、アラブ起源説、バビロニア起源説、中国起源説など諸説あり、それらは紀元前にまで遡ります。

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古代中国のウェアラブルスマートリングは電話をかけることができないかもしれませんが、ウェアラブルデバイスとは一部の人が考えるほどに極端な概念ではないのかもしれませんね。

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