土星にダイヤモンド1000万トンが埋蔵している可能性!
2013年10月9日、コロラド州デンバーで開かれた米天文学会惑星部会でアメリカの研究チームは、主成分がガスで出来ている木星、土星、天王星、海王星には、天体を覆うガスの奥底深くにダイヤが眠っているかもしれないと発表しています。
これらの惑星にはダイヤモンドの生成のために必要な温度や圧力などの条件が完璧にそろっているといいます。
既に過去の研究で海王星と天王星についてはダイヤがある可能性が指摘されていましたが、観測データなどを集計したところ、土星と木星にも存在する可能性が出てきたのだといいます。
ダイヤが生成されるのは惑星の核に近い部分で、ガスの温度と圧力が極めて高いために木星と土星の核にあるダイヤは融解した状態かもしれませんが、天王星と海王星には固形のダイヤがある可能性があります。
しかもこのダイヤモンドは地球上のダイヤモンドと同様に、透明ではないかと推測されています。
土星には最大で1000万トンのダイヤが存在し得るとしています。
地球のダイヤモンド総産出量
では地球ではどのくらいダイヤモンドが採掘されているのかというと、2004年時点の総産出量は15600万カラット
だそうです。1カラット=200 mg=0.2 gなので、グラム換算するとこうなりますか?
15600万カラット =3120万 g =3.12万 kg =31200 kg =31.2 t
地球上での31.2トンを思えば、1000万トンは32万倍もの量という計算になるので、取りに行く価値があるんでしょうか?宇宙船での輸送費で赤字なんでしょうか?それともインフレ化して価格が下がっちゃうのでしょうか?
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コメント一覧
熱すぎて取りにいけなかったりして・・・
イギリスのダイヤモンド銀行にそれと同じくらい入ってるだろう