ヘアカラーリング剤の終焉?髪への超微細エッチングで髪色が変わる技術を米国立研究所が開発!
これまで、頭髪の色を黒髪や茶髪や金髪などに変更するためには肌や目に染みるような染毛剤(カラーリング剤)を使用してきましたが、それも過去の話となるかもしれません。
アメリカの科学研究所は、「髪の毛に超微細な傷をつけるだけで見える色を変えることができる技術」を開発しました。
アメリカのニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory、LANL)の研究員は、髪の色を変更するために「集束イオンビーム技術(focused ion beam, FIB)」を使用し、微小なスパイラルパターンを描くことで特定の光を反射させることに成功しました。
![micro_etching_hair_color (2)_s](https://tozanabo.com/wp-content/uploads/imgs/3/a/3a1481ea.jpg)
![micro_etching_hair_color (3)_s](https://tozanabo.com/wp-content/uploads/imgs/4/f/4f9d7c79.jpg)
エッチングで髪を加工すると言っても極めて小さく浅いもので、周囲に見えるキューティクルと同等のスケールであることが分かります。
![micro_etching_hair_color (4)_s](https://tozanabo.com/wp-content/uploads/imgs/f/d/fdbb95c3.jpg)
この技術が発展して誰もが気軽に使えるようになれば、化学薬品を使用せずに自分の髪の色を好きなように変更できたり、虹色の髪色を持つ人が現れたりする日が来るかもしれませんね!
source
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません