カンガルーの袋(育児嚢)の中はこうなっていた!
誰でも知ってることで、カンガルーは有袋類でお腹に「育児嚢」と呼ばれる袋が有って、子育てをするときに子供をその袋に入れます。
でも実際にその袋がどんなものか、まじまじと見た人ってあんまり居ないんじゃないでしょうか。
伸縮自在な育児嚢
もっとドラえもんのポケットみたいにオープンかと思っていたら案外入り口は小さくて、手で押し広げると物凄く伸縮する入り口になっています。
内側は体毛がほとんど生えてなくてピンク色の皮膚が見えています。カンガルーって赤ちゃんでも爪が鋭いけどこれ痛くないのかな・・・?
ページトップにある袋の様子は6分15秒からです。
Inside a Kangaroo Pouch – Smarter Every Day 139
赤ちゃんカンガルーは袋が大好きらしく、実際のお母さん育児嚢じゃなくても袋を差し出されると喜んで入るみたいです。5分30秒からその様子が見れます。
おっちゃんの前でピョンピョン跳ねて「早く袋出してー!」といった感じで可愛すぎる。
カンガルーの袋は臭い?
本当にそこまで臭いんでしょうか?まぁ動物なので無臭ということはないと思うものの実際に嗅いだこともないので分からないのですが、動画では普通に素手で触っているので、そこまで臭くなかったりして?
メスだけじゃなくてオスにも袋はある?
父親であるオスに育児嚢はなく、カンガルーで袋を持っているのは母親になるメスだけです。
カンガルーの新生児は体重がたった1 g(体長もたった2 cm)からそれ未満の超未熟状態で生まれます。
そして総排出腔から出たカンガルーの赤ちゃんは母親の身体にしがみつき、自力でよじ登って袋に入り、袋の中にある母乳を吸って育ちます。
・・・神秘すぎるよ。
あと余談ですが、カンガルー属の学名Macropusはラテン語で「大きな足」を意味するそう。
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