ブラジルワールドカップから導入された「泡のスプレー」の正体とは?

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サッカーのW杯において、ブラジル大会から試合中に不思議なスプレーが使われるようになりました。日本国内のサッカーの試合では使われていないため、W杯を観戦している多くの人が「アレ何だろう?」と疑問に思ったのでは?

2014年6月12日(日本時間13日)、ブラジルvsクロアチアの開幕戦でFKを阻止する壁を作るクロアチア選手の足元に西村雄一主審がスプレーでシェービングフォームのような泡の白線をひきました。

2000年代初めにアルゼンチンの事業家が開発した「9.15 FairPlay」という商品で一般的に「バニシングスプレー」と呼ばれており、FKで相手選手の壁やボール位置に主審が吹き付ける道具です。
内容物は主にブタン、イソブタン、プロパンなどの混合物による発泡剤や水で白い着色料は入っておらず、噴射による減圧でエアロゾル化した泡が白線の替わりとなります。また、噴射してから1分後には消滅してプレーの妨げにならない代物です。

フリーキックの場面では相手チームの選手はボールをセットした位置から10ヤード(9.15メートル)離れなければならないルールですが、壁を作ってボールを蹴るまでの間にじりじりボールに近づくプレーが多く見られたためにこの用具が導入されました。明示したラインがあることで心理的にズルを防止することができるだけでなく、ゲームの進行もスムーズに行えます。

ゴールラインテクノロジー

2010年に行われた南アフリカワールドカップ決勝トーナメント1回戦のドイツ戦前半38分で、イングランド代表のフランク・ランパード選手のシュートがクロスバーに当たりゴールラインを越えたにも関わらず得点を認められず、今大会からカメラ判定による「ゴールラインテクノロジー(GLT)」が導入されたことも話題ともなっています。
なんだかスポーツもどんどん先進化が進んでいきますね!

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