世界最大の太陽熱発電所が美しい!カリフォルニアのモハベ砂漠のアイヴァンパ太陽熱発電所

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アメリカ合衆国カリフォルニア州、ロサンゼルスから自動車で東へ3時間ほどの位置にあるモハベ砂漠のアイバンパ・バレー(Ivanpah Valley)にある世界最大規模の太陽熱発電所「アイヴァンパ太陽熱発電所」。

地上には17万枚以上の「ヘリオスタット」と呼ばれる平面鏡を地上に設置。中央タワー上部の受熱器に集光した太陽熱で作る水蒸気をによってタービンを回す方式で、一般家庭14万世帯以上分の電力を生産します。3基あるタワーの高さは約150メートル。
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太陽熱発電(たいようねつはつでん)は、太陽光を太陽炉で集光して汽力発電やスターリングエンジンの熱源として利用する発電方法である。太陽光発電よりも導入費用が安いほか蓄熱により24時間の発電が可能である。燃料を用いないため燃料費がかからないほか二酸化炭素を排出しない。

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アイヴァンパ発電所の発電容量は377メガワットもあり、これはスペインのアンダソル(Andusol)、ソルナバ(Solnava)、エクストレソル(Extresol)の2倍以上の規模。同じモハベ砂漠にあり1980年代に操業を開始したSEGS(Solar Energy Generating System)は354メガワットですが、9基のプラントによるもの。

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アイヴァンパ発電所の開発者は、「太陽熱発電プラントが大量の水を消費する問題も解決済み。空冷システムの導入で水の利用を90%削減できる」と語っています。

施設普及の推進

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アメリカのオバマ大統領は2020年までに1万メガワット(10ギガワット)規模の再生可能エネルギー・プロジェクトを公有地に誘致する方針で、BLM(内務省土地管理局)も2013年7月に西部6州でカリフォルニア州の半分に相当する面積である約12万ヘクタールの公有地を、実用規模の太陽熱発電所の建設に優先的に利用すると発表。

自然環境への配慮と課題

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しかしこの一帯には絶滅危惧種のカメ「サバクゴファーガメ(学名:Gopherus agassizii)」が棲んでいます。彼ら砂漠ガメは水が無くても1年以上生き続け、地下の巣穴に篭って暑さを凌ぎ、春の野草をエサに寿命80年と生命力の非常に強い生物ですが、開発による環境変化には弱いことが判明しています。
非営利団体「サバクゴファーガメ審議会(Desert Tortoise Council)は施設建設に反対していますが、大規模なクリーン・エネルギー・プロジェクトを推進する企業などは、「有害な化石燃料を減らすことが出来るなら、トータルではプラスではないか」と主張しています。

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