世界最高齢507歳の生物を発見するも、研究員が誤って殺してしまう!

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世界最高齢、507歳にもなる生物が確認されました。10cm以上にも成長する大型の貝です。 ところが、発見されたその世界最長寿の貝を、研究者がうっかり殺してしまったのです・・・!


この世界一長寿命の貝「ホンビノスガイ」は、2006年にアイスランド沖で発見されました。

貝の年齢は貝殻に刻まれた縞模様を調べることによって、樹木の年輪と同じように確認することが出来ます。
これまで、その貝殻の様子から彼が400才くらいであろうとされ、約400年前の西暦1368年~1644年に中国で栄えた王朝の名前に因んで「明(みん)」と名づけられました。

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ところが、イギリスのバンガー大学の研究者のひとりが「明さん」の年齢を更に詳しく調査しようとしたところ、うっかり貝殻を開けてしまい、明さんはそのままお亡くなったといいます。それどころか、更に詳しく事情を聞いてみると、貝殻を開く直前には明さんの年齢を知らない研究員が、ただの貝だと思って冷凍庫に入れていたといいます。

科学者たちは、長寿の貝を詳細に調べることで老化や地球温暖化の原因を探ることができると苦し紛れの弁明と釈明をしていますが、世論からは
 「研究のために貴重な貝(=shellfish)を殺してしまうとは、なんて利己的な(=selfish)な科学者なんだ!」
という駄洒落めいた非難も出ているといいます。
違う見方をすれば、「冷凍庫で不注意によって凍死させてしまったので、隠蔽工作のために貝殻を開いたんじゃないのか」と非難されても仕方ありません。

貝殻を開いて詳細を調査してみた結果、明さんは507歳で1499年生まれ、推定年齢と100歳以上も誤差がありました。1499年といえばコロンブスがアメリカ大陸を発見した7年後です。

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明さんはアイスランドのこの写真の近くの海底で発見されました。もっと長生きの貝がいるのかもしれません。

ホンビノスガイは 味が良く、欧米ではアサリやハマグリと同様によく食用にされています。最近では東京湾にも定着してしまっているのだとか。
なお、研究者たちが明さんの亡骸を美味しく頂いたかどうかは不明だということです。

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