「グーグルグラス」、運転中の装着を禁止する州法改正を提案

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米東部のウェストバージニア州議会にて、米グーグルが発売を予定している眼鏡型デバイス「グーグル・グラス」の運転中の装着を禁止する州法改正案が提出されました。

運転中の文字入力を禁止している現行の州法を改正し、「頭部装着ディスプレイの付いた装着型コンピューターの使用」を禁じる条項を追加する案で、同州下院のゲイリー・ハウエル議員が2013年3月22日に提出しました。法案の文言に商品名は明記されてはいませんが、同議員によるとグーグル・グラスの記事を読んだのが提案のきっかけだったそう。

議会で可決されれば、2013年7月1日に施行される見通し。グーグルの報道担当者によれば、成立した場合、米国の州でこのような禁止法が制定される初のケースに。

ハウエル議員は「ポイントは安全上の懸念。視野の中に文字や映像が映し出されれば、注意散漫となる恐れは大いにある」と語っています。

2012年発表されたグーグルグラスは眼鏡のような形で音声による操作ができ、レンズの右上部にある小さな画面に、検索結果やメール、スケジュール通知などが表示され、超小型カメラで写真や動画を撮影すること可能。

発売は早くても2013年後半になる見通しの上、価格は未発表ですが試用機は1500ドル(約14万円)で販売されています。

州法改正案の報道を受けて、グーグルの報道担当者は「音声によるナビゲーション機能などにより、むしろ安全性の向上や事故防止に役立つ可能性もある」とコメント。

同社は、「不要な時にじゃまにならないことがグーグルグラスの目標のひとつで、通常、画面は視野の外にあり、じっと見つめるというよりちらっと見るように設計されている」と説明。

発売前からなにかと話題の多いグーグルグラスには改正法案を出したハウエル議員も興味があるようで、「私も使ってみたい」と話しています。

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