リアル「天使にラブソングを」!カトリック修道女がポップスターに!
2014年3月19日夜、カトリック教会の修道女が、一夜にしてポップスターになる事態が起こりました。映画「天使にラブソングを」みたいな出来事です。
ウルスラ会(Ursuline)のカトリック修道院の女性クリスティーナ・スクッチャさん(Christina Scuccia, 25歳)は、スクッチャさんは、「外に出て神の御言葉を広めなさい」、と言ったフランシスコ法王(Francis)に触発されて番組出場を決意。
The Voice IT | Serie 2 | Blind 2 | Suor Cristina Scuccia – #TEAMJ-AX
黒色の修道衣を身にまとい、十字架のネックレスと眼鏡を掛けた姿で、イタリアのオーディション番組「ザ・ボイス(The Voice)」に出演しました。
アリシア・キーズの「ノー・ワン」(Alicia Keys – No One)を熱唱。彼女が歌い始めると、ルックスからは思いもよらない軽快な歌声に観客は全員立ち上がって大きな歓声と拍手を送ります。
この番組の審査のシステムは至って簡単。審査員はパフォーマンスが始まるまでは彼女に背を向けて座っていて、壇上のパフォーマーを見てみたい!と思って赤いボタンを押すと椅子が回転してステージを見ることが出来るというもの。審査員4人はことごとく彼女の美声に落ち、スクッチャさんを見た途端"信じられない!"といった表情を見せています。
審査員を務めたラップ歌手のJ-Axさんは、「感動して涙が出た」と語っています。
スクッチャさんは、「神から与えられた才能があるからここに来ました。その才能を分かち合えればと思って」となんともクリスチャンらしいコメントをすると同時に、審査員から「法王庁は彼女がオーディション番組に出たことをどう思うだろう?」との質問に「法王からの電話を待っています!」とお茶目な返しをしています。
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