世界で最も高価な物質ランキングTOP19!グラムあたり地球上で最も高額のモノとは?

2016/05/07

少量で非常に高価なものと言えば一般的にはダイヤモンド、ゴールド、プラチナを想像します。あながち間違ってはいませんが、それらはランキングの最上位を占めているわけではありません。

では彼らは何位で、その前後にはどんなものがランクインしているのでしょう?また、世界で最も高価なものとは一体?

19位:白トリュフ

グラム当たり5ドル

ステーキやパスタなどのトッピングとして、上からスライスを乗せたりして使います。

18位:サフラン

グラム当たり11.13ドル

香辛料サフランを使った料理にはパエリアなどがあります。

17位:イランのベルーガキャビア

グラム当たり35ドル

キャビアの採れるチョウザメには、大きい順にベルーガ、オシェトラ、セブルーガの3種類がおり、最も大粒のキャビアが獲れるベルーガは成熟まで約20年を要するために希少価値が高まっています。

16位:ゴールド(純金)

グラム当たり39.81ドル

金の比重は19.32。古代から親しまれてきた宝飾金属。現代では伝導性の高さから電子機器の基板や回路に使用されています。

15位:ロジウム

グラム当たり45ドル

ロジウムの比重は12.5。ガソリン車の排ガス中の有害成分を還元・酸化によって浄化する装置『三元触媒コンバータ』に使用。

14位:プラチナ

グラム当たり48ドル

白金とも呼ぶ。プラチナの比重は21.45。

13位:サイホーン

グラム当たり55ドル

サイの角は昔から漢方などとして珍重され、ベトナムでは癌を治すと噂されています。

12位:クレーム・ド・ラ·メール

グラム当たり70ドル

ドゥ・ラ・メールというメーカーが同名のブランド品として販売している超高級フェイスクリーム。(金やプラチナより高いクリームを顔に塗って翌日にはお風呂で洗い流すなんて・・・)

11位:ヘロイン

グラム当たり110ドル

ケシからとれるアヘンを精製した危険な麻薬物質。

10位:メタンフェタミン

グラム当たり120ドル

アンフェタミンの窒素原子上にメチル基が置換した構造の有機化合物。日本では『覚せい剤取締法』により、覚醒剤に指定。

9位:クラックコカイン

グラム当たり600ドル

高純度のコカインの塊。勿論、身体に悪影響を及ぼす危険な薬物。

8位:LSD

グラム当たり3000ドル。

LSDは1943年4月16日、スイスのバーゼルにあるA・Gサンド社(現、製薬会社ノバルティス)の研究室でスイス人化学者アルバート・ホフマン(Albert Hofmann, 1906年1月11日 – 2008年4月29日)によって合成された。

7位:プルトニウム

グラム当たり4000ドル

プルトニウムは軍事目的、原子力発電、宇宙探査機の原子力電池などに用いられる。
地球上にある大部分のプルトニウムは人工的に合成されたものであるが、1945年以来、約10トンのプルトニウムが、核実験を通じて地球上に放出され、核実験のフォールアウトのために、既に世界中の人体中に1-2 pCi (0.037-0.074 Bq) のプルトニウムが含まれている。

6位:Taaffeite(ターフェアイト)

グラム当たり2万ドル

発見者であるアイルランドのターフェ伯爵に由来し、ターフェ石、ターファイト、ターフェアイトなどと呼ばれる。

5位:トリチウム

グラム当たり3万ドル

三重水素。放射能を持つ放射性同位体。
酸化物であるトリチウム水 (HTO) は放射性夜光塗料の材料などに用いられており、夜間や暗闇でも文字盤を視認できるようにトリチウム封入菅を使用したミリタリーウォッチや、非常口の誘導灯に使用されている。

4位:ダイヤモンド

グラム当たり65000ドル(1カラット13000ドル)

婚約指輪などに利用されている。

3位:Painite

グラム当たり30万ドル(1カラット6万ドル)

イギリスの宝石、鉱物学者・宝石ディーラーのArthur Charles Davy Pain氏に因み、ペイン石、ペイナイトなどと呼ばれる。

2位:カリホルニウム252

グラム当たり2700万ドル

安定同位体は存在せず、カリホルニウム252の半減期は2.645年。宇宙戦艦ヤマトではヤマトの主砲にカリホルニウム核砲弾が使用されている。2700万ドルは約30億円。wikipediaには『仮に100 gの価格を単純に計算すると約7兆円になる』とあり1グラム700億円とする試算もあります。

1位:反物質

グラム当たり100000000000000ドル(100兆ドル)

反物質とは、質量とスピンが全く同じで構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子によって組成される物質。例えば、電子はマイナスの電荷を持つが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持つ。

観測データによると、反物質は粒子加速器を使う核融合実験の際に微量ずつ発生しては次の瞬間には対消滅で消え去っている事が確認されている。

(なるほど分からん)