アイスサークル、真円に近い回転する天然の氷の円盤が川に出現
アメリカ、ワシントン州にあるノースベンドに住む女性写真家Kaylyn Messerさんが不思議な現象を撮影しました。
アイスサークルと呼ばれる、真円に近い回転する天然の氷の円盤が川に出現したのです。
アイスサークル(Ice circle)とは、寒冷地の水中で円形の氷が現れる現象。北欧や北米で多く見られるほか、イングランドやウェールズでも記録されており、大きいもので直径15 mほどのものが確認されている。Ice Disc, Ice Panとも呼ばれます。
川の流れによる回転する力が水表面の氷を動かし、回転せん断力と呼ばれる力によって氷の一部が砕けて離れ、それがゆっくり回転しつづけることで周囲の氷とぶつかりながら滑らかな円形が形成されます。
今回この現象が確認されたのはミドル・フォーク・スノコルミー川です。
2019年にはもっと巨大なのが出現
アメリカ メイン州ウェストブルック市にあるプレサンプスコット川に超巨大なアイスサークルが出現しました。
直径は約100 mもあって、まるで満月のようです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません