素手で簡易的な家を建てる方法とその工程
この先進的社会の中で「素手で家を建てる必要性」はほぼ無いに等しいですが、もし!もし!ですよ、サバイバルに迫られて素手で家を建てるとしたら、こういう方法を取ることになるという動画をご紹介しましょう!
どこかの森で暮らす原住民の人たちでさえ鉄器を使ってるわけですが、今回の動画では石器を作るところから始まっています。
超本格的。設計コンセプトは以下の通り。
- 構造:木造+土造
- 煙突かまど付き
- 切妻平屋建て住宅
Building a primitive wattle and daub hut from scratch
- 石同士をぶつけて石器製の刃物を作る
- 軒桁・柱・棟木・垂木など最も太い骨組みとなる木を伐る
- ツルを調達し、柱・桁・棟木を組む
- ツルでL字に繋いだ垂木を棟木に掛ける
- 屋根に使う枯れた大きな広葉樹の葉を集める
- 屋根と同じ長さの部材に葉を連ね、下から順に垂木に葺いて簡易屋根とする
- 梁を掛ける、間柱を建てる
- 縦に裂いた木を柱を縫うように渡して横胴縁にする(梁・桁より下だけ)
- 土造の骨組みとなるため胴縁というよりラスに近い
- 家の真ん中に簡易のかまどを造り、手の平で木棒を回転させて火を起こす
- 粘土を採集して水汲みバケツを作る
- 乾いたら石で囲った簡易の窯で焼く
- 組んできた水と土を練り合わせた練り土で骨組みの隙間に埋めていく(梁・桁より下だけ)
- 家の真ん中に置いた火で土を乾燥させる
- 樹皮を剥いで葉っぱの屋根の上から被せる
- かまどを付けたい部分の壁の足元に30 cm四方の穴を開ける
- タッチアップする
- かまど用煙突の土台として三周に石を敷き、その上に練り土を盛る
- 盛った土が乾燥する度にどんどん積みあげる
- 併せて開いている妻の部分も骨組みと練り土で埋める
- 棟よりちょっと高いくらいまで煙突を伸ばす
- 竣工
更に簡素化した、木と葉っぱだけで出来たドーム型の家の建て方もあります。
Building A Primitive Thatched Dome Hut From Scratch
家の周囲にタロ芋の苗を植えたらすぐに収穫ができる!
これで石器時代にタイムスリップしても安心ですね!!
宮司さんはいませんが、地鎮祭とか上棟式の有無はお好みでどうぞ!
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