窓明かりで29階建て超高層ビルが巨大「テトリス」に変身!フィラデルフィア

2016/05/05

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2014年4月初めての週末、アメリカのフィラデルフィアで29階建ての超高層ビルがコンピュータゲームの不朽の名作「テトリス」に変貌を遂げました。
主催者は、この試みで皆がソフトウェアやテクノロジーの可能性について考えるきっかけとなることを望み、夜空の巨大「テトリス」を実現しました。

高さ437 feet (133 m)、階数29の「シラ・センター(Cira Centre)」にはガラスの外壁に何百ものLEDライトが埋め込まれていて、通常運転では夜間には様々な幾何学模様が表示されています。

Tetris on the Cira Centre (live)

しかし4月5日(土曜)の夜には、大きなパズルのピースが落ちる様子が建物外壁の北側と南側の2面に映し出され、プレーヤーはコントローラーを使って10万平方フィートにも及ぶ特大スクリーンによる世界最大規模の特大テトリスを楽しみました。

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こちらが昼間のシラセンター。まさにテトリスをするために建てられたような造りではありませんか!

プレイヤーはジョイスティックを使用

この日のプレーヤーは抽選で選ばれました。1984年の6月6日に初めてプレイ可能な版が開発されたテトリスは2014年で30周年を迎えますが、抽選に選ばれたのは地元に暮らすサム・ロビンソンさん (Sam Robinson)で奇しくも彼も30歳。

Tetris Played On Side Of Building 2014

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ロビンソンさんは「最後にプレイしたのはゲームボーイで恐らく15年前。800メートルほど離れたビル壁でやるのは随分と勝手が違い、あらゆることがすごい速さで起こる」と語っています。

これは是非やってみたい・・・!

超高層ビル

どのような高さや階数の建築物を超高層ビルと呼ぶかについては、統一された明確な定義はない。
日本の法律では「超高層」という用語は用いられていないが、建築基準法第20条第1号では高さが60mを超える建築物に対してそれ以下のものと異なる構造の基準を設定しており、高さ60m以上の建築物が超高層建築と呼ばれることがある。(仮に、階高が3mであれば20階で60メートルに達する。)

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