鳥類・人間・昆虫の呼吸システムを可視化したGIFアニメーションが面白い!

2016/10/15

flickr : zoetnet

普段、何気なくどころか無意識に行っている呼吸ですが、体内では一体どんなことが起こっているのか。あるデザイナーがGIFによる面白いアニメーションを製作しました。


How animals BREATHE: Amazing animations reveal how air travels through humans, birds and even lungless insects


http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2812459/How-animals-BREATHE-Amazing-animations-reveal-air-travels-humans-birds-lungless-insects.html

アメリカのシアトルを拠点に活動している科学イラストレーターでデザイナーのエレノア・ルッツ(Eleanor Lutz)氏がとても面白いアニメーションを製作しました。

体内に取り込んだ空気がどのようにして肺に入り込み、酸素(O2)を取り込んで二酸化炭素(CO2)を排出しているかを色分けで表現しています。

多くの動物は肺に空気を取り込み、肺胞を介して毛細血管へと酸素を取り込みます。虫は気門を使って呼吸しています。

特に目を見張るのが鳥類の呼吸システムです。人間は同じ1つの肺で呼気と吸気を取り扱うため、それぞれが混ざるので酸素の吸収効率が低いのですが、鳥類は呼気と吸気の取り込むところを別々に設けています。

渡り鳥などのように、飛行にあたって長時間羽ばたくためにはこのように特化した呼吸システムが必要なのかもしれませんね。