トナカイの交通事故防止対策が斬新!フィンランド
フィンランドのラップランドでは、数千頭ものトナカイが交通事故によって死亡している事態を受け、トナカイが夜中の暗闇でも目立つように、角に塗料を塗って事故軽減対策が行われています。
フィンランドのトナカイ飼育者協会によれば、試験的に20頭の枝角に数種類の蛍光塗料を噴霧し、極限の環境でも塗装が劣化しないかなどを調査しています。
ラップランドにいる20万頭のトナカイは飼育者によって半放牧で生息しています。
現状(動画)
Reindeers on the Road – Finland Lapland Enontekiö
現状では、動画のように自動車やバイクにも臆することなく、お尻を向けて平然と群れで歩くトナカイ。日中は遠くからでも気付いて減速できるものの、夜間に突然現れれば回避できないことは容易に想像できます。
現在までの試みでは、光を反射する素材「反射テープ」などは、トナカイ自身が引きちぎってしまうので使えず、トナカイのマークの入った道路標識は観光客がお土産目的で盗んでしまう事が多いといいます。
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