伝説のスピーチ!30年前のジョブズによる初代Macのプレゼンテーション初公開!(動画)
コンピュータ歴史博物館が、スティーブ・ジョブズによる初代Macのプレゼン時の撮影ムービーをTIMEで公開しています。
1984年1月24日、アメリカ・カリフォルニア州クパチーノで開かれたAppleの年次株主総会でスティーブ・ジョブズは初めて「Macintosh」を発表し、翌週には「Boston Computer Society」の年次会合でMacintosh客層の学生に向けてMacのプレゼンと質疑応答を行いました。
伝説的とも言えるプレゼンをご覧ください。動画時間1時間36分のうち、プレゼンと質疑応答は1時間20分収められています。
このとき彼はまだ28歳なのですが、とても28歳とは思えない落ち着きようで素晴らしいスピーチを披露しています。
ジョブズはスピーチを開始すると、冒頭で次のようにIBMを皮肉っています。
「1958年、IBMが新技術を開発した会社「ゼログラフィ」の買収を見送った2年後、ゼロックスが誕生してIBMは後悔します。
そして1977年、Appleが世界初のパーソナルコンピューター『Apple II』を発表しましたが、IBMは仕事をこなすためには小さすぎる、とPCの開発を見送っていましたね」
ジョブズによるスピーチの内容
スライドによるプレゼンを終えると、ジョブズはフロッピーディスク(FD)をMacintoshに挿入します。
すると、BGMが流れてムービーが始まり、最初にスクリーンに表示された「Macintosh insanely great!(Macintosh 最高に素晴らしい!)」。ジョブズ氏はこのプレゼン後、この言葉を好んで使うようになります。
ムービーでは、ワープロソフトウェアのMacWriteやチェスのゲームなどMacintoshに搭載されているソフトウェアが紹介されました。
現在とは違い、当時のリンゴは虹色です。
当時のApple開発チーム
プレゼンの最後に行われた質疑応答にはMacintoshの開発チームから以下のメンバーらが参加し、MacPaintなどのソフトウェアを実際に使用することで詳細な説明が行われました。
- スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)
- スティーブ・ウォズニアック(Stephen Wozniak)
- ビル・アトキンソン(Bill Atkinson)
- スティーブ・キャップス(Steve Capps)
- オーウェン・デンズモア(Owen Densmore)
- アンディ・ハーツフェルド(Andy Hertzfeld)
- ブルース・ホーン(Bruce Horn )
- ランディ・ウィギントン(Randy Wigginton)
- バレル・スミス(Barrel Smith)
https://tozanabo.com/archives/36682068.html
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