焼氷とは?連続テレビ小説ごちそうさん「こおひい うま介」のメニュー(動画)


朝ドラ(NHK制作の朝の連続テレビ小説)「ごちそうさん」に不思議な料理「焼氷(やきごおり)」が登場しています。「氷を焼く!?」そんなことが可能なのでしょうか?ということで調べてみました。

焼き氷

朝ドラ「ごちそうさん」の番組内で中村靖日の演じる高木 馬介(たかぎ うますけ)が店主を務める喫茶店「こおひい うま介」には名物の「焼氷」をはじめ様々な珍妙なメニューがあります。

「こおひい うま介」のメニュー一覧

  • コーヒー
  • カスタード巻き
  • 河童パン
  • そろばん団子
  • 豆カツ丼
  • 焼氷
  • 通天閣パルフェ
  • 太閤まんじゅう
  • 鍵盤サンド
  • 山椒ソーダ

などなど。これらの変てこなメニューの中でも一際興味をそそるのはやはり「焼氷」。番組内だけのふざけたスイーツかと思いきや、なんと100年ほど前には実際に存在していたといいます。

1912年(明治45年)7月3日に初代通天閣とともに建設された遊園地ルナパークに併設された喫茶店「白雨亭」が「焼氷」を提供していました。
しかし実際にはどんな料理だったのかは不明で、記録によればとても不思議なもので価格は15銭と高級品だったということのみ、まさに幻のスウィーツ。(当時のルナパーク入場料が5銭)

ところが2012年になり「新世界100周年記念」で現代版としての焼氷を復活させようという企画が立ち上がり、現在では喫茶グリル「DEN・EN」で販売しているそうです。

復刻版ではアルコールで火をつけられ、実際にスイーツが青い炎を出して燃えています。


現代復刻版の焼氷


ごちそうさんに初めて登場した焼氷はコーヒーシロップをかけただけのカキ氷。

店主の馬介曰く「茶色いから焼いてあるみたいでしょ?」との主張。完全に名前負け。

「ごちそうさん」は2013年度下半期にNHK大阪放送局が制作し、総合テレビとBSプレミアムで放送している連続テレビ小説・第89シリーズの作品。

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