考古学者が今までスルーしていた石積みが大昔の遺跡だった!
イスラエルの南部にあるネゲヴ砂漠にあるこの石積み、考古学者たちはここ数百年のうちに作られたものだと思っていましたが、実は5000年も前に作られたとても古い遺跡であることが分かりました。
この石積みは、遊牧させていた家畜を肉食獣から守るために当時の人たちが仕掛けたトラップだとされています。
当時、このネゲブ砂漠の周辺ではヤギや羊などの家畜を育てていましたが野生の肉食獣がこれら家畜を捕食してしまうので、羊飼いたちはハイエナ・ヒョウ・オオカミといった肉食動物をこの石積みのトラップを使って捕まえていました。
ロープの先端に取り付けたお肉をトラップ内部に置き、肉食獣がお肉を引っ張ると出入り口の重い石の扉が閉まってしまうというシンプルなもの。
現在でもトラップとして思いつき、実際に利用されているこの手法が5千年も前から確立していたというのは驚きですね。
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