シャチがカモメや子供に「餌を分け与える」珍しい行動をとり研究者も注目(動画)


自然界では、捕まえた獲物を食べずに弄んだりして獰猛で有名なシャチですが、鴨川シーワールドで飼育されているシャチが珍しい行動をし、研究者から注目されています。

海の王者、ナメられる

餌の魚を野生のカモメに与えたり、母シャチが子供に分け与えたりする行動で、東京海洋大学大学院の加藤秀弘教授は「鯨類は餌を自分以外のものに分け与える習性はなく、きわめて興味深い行動」と話します。現在飼育されているシャチは全部で4頭。

ラビー(15歳)、ララ(12歳)、アース(5歳)、ルーナ(8ヶ月)

1番初めに餌やりをはじめたのは「ララ」で、続いて「アース」と「ルーナ」もみよう見真似で始めました。


シャチが与えられた餌をカモメに向かって口の中から飛ばす行為や、シャチの口先にある魚をカモメが取りにいくことも。通常ならそのままシャチが大好物の鳥であるカメモをパクっと食べてしまってもおかしくない状況ですが、シャチは遊びのつもりで餌を与えているようです。

また、カモメへの餌やりを応用して、子供に餌をやるようにもなったそうです。シャチの餌やり行動が見られるのは鴨川シーワールドでも稀だそうですが、人間から餌を貰うことをカモメに応用し、更に子供に与えることに応用する知能の高さはシャチならではのもの。長く観測することでシャチの生態の新たな一面が見えてくるかもしれません。

更に詳細な映像はこちら(開くと自動的に動画再生されます)
http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=434704475002&scrl=1

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