ハヤブサ、オオタカが森の中を駆け抜ける飛行、背中に取り付けたスパイ・カメラ映像
木が密接に繁茂した森林地帯。オオタカはこの無数にある障害物を上手に避けながら、高速でこの森林の中を飛ぶことができます。
これはDARPA(国防総省国防高等研究事業局)の高速軽量自治プログラム(FLA)開発の一環のために行ったテスト。
ウェイポイント(経路上の地点情報)や演算子、センサー、GPSに頼ることなく、複雑な屋内スペースなどの狭い空間でも20 m/s(72 km/h≒45 mi/h)までの速度で飛行することができる自律無人偵察機(ドローン)を実証するために行われました。
オオタカの水平飛行速度が80 km/hですから、まさにオオタカの飛行能力に匹敵するようなドローンの開発を目指しているということになります。
動画では、オオタカが微妙なバランスコントロールによって木にぶつかることなく森林の中を縫うようにして自由自在にスイスイと進み、羽を広げた状態では通ることができないような狭い空間では羽を折りたたんだり身体を上手によじったりしてものすごく狭い隙間をすり抜ける瞬間も捉えられています。
- 森の中を飛行する映像
Flying with the fastest birds on the planet: Peregrine Falcon & Goshawk – Animal Camera – BBC
- ハヤブサやオオタカはこんなに狭い道でも飛行しながら通り抜けることが出来ます。
Goshawk Flies Through Tiny Spaces in Slo-Mo! – The Animal’s Guide to Britain, Episode 3 – BBC Two
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