車輪の再発明!新しい発想の自転車ホイール「Loopwheels」が斬新で面白い!
自転車のホイールといえば皆さんはスポークホイールのワイヤースポークを想像すると思います。
しかしLoopwheels(ループホイール)にスポークはなく、3つのリングのようなものが装着されています。
また、このタイヤホイールは自転車用だけではなく車椅子仕様の製品もリリースされています。
Loopwheels April 2013 Kick Starter
Early Loopwheels Test – October 2011
車椅子用
車椅子に使用したいとのコメントを頂いたので再度調べてみると、Loopwheelsでは車椅子専用のホイールタイヤもリリースされていました。確かに一般的な車椅子にはサスペンションがないので、これなら乗り心地は快適かもしれません。価格は£695–£1,025、日本円で9万円~14万円とのこと。(高い・・・)
Loopwheels for Wheelchairs – first Testimonials
同類の製品としては、圧縮シリンダーによってショックを吸収するSoftWheelがあり、こちらはプロモーションビデオでタイヤの取り外しができることを実演しています。こちらは$1600、日本円で16万円前後(リンクアーカイブ)みたいです。(やはり高い・・・)
SoftWheel’s Fluent
Softwheel Acrobat wheel
詳細は下記リンクを参照して下さい。
- softwheel
- 車椅子の乗り心地を変えた「ショックを吸収するホイール」|wired.jp
スポークを持たないホイール
冒頭でワイヤースポークに触れましたが、スポークホイールには2種類あり、1つがワイヤースポークでもう1つがソリッドスポーク。
スポークとは針金のような棒が車軸を中心として放射状に伸びているアレで、要するにワイヤースポークとは下のようなホイールのことを差します。スポークは引張力には強いですが圧縮力には座屈を起こしてしまう(折れ曲がってしまう)非常に弱い素材です。
略図につき少し語弊があるかもしれませんが、一見すると左図のように車軸からの荷重を下のスポークが支えているように見えます。しかしこれだと圧縮力が発生してしまいスポークが折れ曲がってしまうため、実際には右図のようにホイール自体の剛性を利用して上側のスポークが張力により吊り上げるチカラが大きく働いています。
Loopwheelsの面白いところは、それぞれ独立しているように見えるリングがお互いに繋がっていて、スポークのように張引力だけでなく、圧縮力にもそれぞれのリングが連動して対応していることです。
2013年9月発売予定で価格は£600(約93,000円)。ただ荷重を支持するだけではなく、リングの弾性を生かし、サスペンション機能のようにクッション性も兼ね備えてしまうとは・・・何とも優れものですね!
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ディスカッション
コメント一覧
どこで、購入できるのでしようか?
車椅子に使用したい。
管理人です。コメントありがとうございます。
車椅子用のホイールに関する内容を記事に反映させたので、記事内のリンクを参照してください。
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