サーフィン中にアザラシが飛び入り参加してきたので一緒に遊ぶことに!(動画)

2017/06/25

イギリスで2人のサーファーがサーフィンをしていたところ、野生のアザラシと遭遇。人懐っこいアザラシは彼らのサーフィンに飛び入り参加をして一緒に遊びました。

seal joins us for a surf! 🙂 ©matthew stanley

野性のアザラシの赤ちゃんとサーフィンで遊ぶ

イングランド北東のノーサンバーランド沖にサーフィンをするために訪れた2人のサーファーは、マシュー・スタンリーさん(Mathew Stanley, 23歳)と友人のアンドリュー・フランダースさん(Andrew Flounders)。

スタンリーさんがひとつの波を乗り終えて次の波に乗ろうと海の波間に浮かんでいると、海から1頭の赤ちゃんアザラシが姿を現しました。「サーフボードに乗せろー!」と言わんばかりの我が物顔で彼らのサーフボードに果敢に乗ろうとする海豹さん。

突如の登場に戸惑うも、彼らはアザラシさんのサーフィンの飛び入り参加を快く了承します。動画は無音ですが、彼らの楽しむ気持ちが伝わってきます。

こんなに浮力の高いものが自然界にはないからか、とっても物珍しそうなあざらし。

アザラシの体はツルツルしててバランスの悪いサーフボードに乗ろうとすると滑ってしまうようですが、スタンリーさんらが水中に落ちないように手伝ってあげる様子も映っています。

頭や身体を撫でられても嫌がる様子がなく、とっても人懐っこくて超可愛い!可愛すぎる!スタンリーさんはサーフィンでアザラシと遊んだことについて「一生に一度の体験でした」と語っています。

野生動物との接触と保全医学

この珍妙な出来事はイギリスの報道BBCでも取り上げられており、リンク先では2人とアザラシの微笑ましいスリーショット写真を見ることが出来ます。

Seal joins Northumberland surfers in the waves

http://www.bbc.com/news/uk-england-tyne-28638586

しかし、野生動物保護に加えて家畜衛生学、疫学、微生物学などを含む保全医学の観点から、彼らがアザラシに故意に直接触れたことについて否定的な意見も出ています。

保全医学の概念は、人の健康、動物の健康および生態系の健康に関わる領域を連携させるものである」、ということになる。つまり、これまで単独に研究されていた健康や医療に関係する研究領域を結びつけ、生物多様性維持のための生態学的健康(ecological health)を目的とする実学といえる。


Via:保全医学とは?|保全医学研究所(Center for Conservation Medicine)

http://d.hatena.ne.jp/haemoproteus/20050414/1116122914

本来は人間も動物なので、こういった素敵な触れ合いまでもが制限されるというのはどうかなーとは個人的には思いますが・・・それを許してしまうと、今度は線引きが難しくなるのもまた事実。

なかなか難しい問題ですね。