南アフリカ共和国での盗難被害に驚くほど効果を示した意外な防犯グッズとは!?
南アフリカ共和国にあるカリナンという街では、治安の悪さから毎日のように資材や物品の盗難被害が相次いでおり、2013年だけでも30万件の盗難被害が発生しています。
しかし、ある防犯グッズを試したところ盗難被害に劇的な抑止効果を発揮したのだとか。
廃品回収業を営む夫婦は、週3回の頻度で1度に500ドルから1000ドルもの盗難被害に遭い、破産寸前まで追い込まれました。そして色々と対策を講じた末、あるモノを夫が購入して廃棄物と一緒に置いてみると、たちどころに泥棒が来なくなったといいます。
棺を置いて盗難防止、南アフリカ South Africans turn to coffins in fight against crime
そのあるモノとは、銃器や高圧電流フェンスや警報装置の設置ではなく、『棺桶』。資材の傍に空の棺桶を見つけ易い場所に立てて置いておくというものです。
バイカーのラスティーさんは棺桶の形をしたトレーラーを所有しています。
ラリーの際のベッド代わりとして使用していたところ、盗難被害防止効果があることに気づきました。ラスティーさんによれば、黒人文化では棺をとても尊ぶ考えが強く、迷信深い人が多いために効果が高いといいます。
ちなみにカリナンは南アのダイヤモンド鉱山(カリナン鉱山)の町として知られており、1905年に3106カラット(621.2g)の世界史上最大のダイヤモンド原石が採掘された場所。
1902年の創業開始当時はプレミア鉱山という名で呼ばれていましたが、原石の名前『カリナン (The Cullinan) 』は、鉱山の所有者サー・トーマス・カリナンに因んで命名されました。
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で、カリナンから作った宝飾品は植民地支配していたイギリスがそのまま持って帰って未だに返還無しか