ユダヤ系アメリカ人の20%は’神を信じていない”ことが判明!
自分が文化的もしくは民族的にユダヤ系だと考える米国人の5人に1人は、神の存在を信じていなかったり、特定の信仰を持っていないことがアメリカのシンクタンク調査で明らかになりました。
2013年10月1日、調査会社ピュー・リサーチ・センターがに発表したもので、ユダヤ系米国人のアイデンティティーに変化が起きつつあることを示す調査結果に。
1914-1927年生まれでは93%
1980年以降生まれでは68%
と、自分たちを「宗教的にユダヤ人」と考えているユダヤ系米国人の割合は世代間で大きな差があり、年々低下しています。
全体では、ユダヤ系米国人の22%が「神はいない」とする無神論者もしくは「神がいるか、いないか分からない」不可知論者、もしくは特定の宗教を信仰していない人でした。
- 無神論とは、「神はいない」とする立場
- 不可知論とは、「神はいるとも言えないし、いないとも言えない」とする立場
今回の調査対象はユダヤ系のみですが、結果はアメリカの平均値と同程度に。
ユダヤ系米国人がユダヤ系以外の人と結婚するケースも過去50年で大幅に増え、1970年以前は17%でしたが、2000年以降では約60%にまで増加しています。
ユダヤ系米国人の数は、無宗教の人も含めると約530万人で、アメリカの成人の2.2%を占めています。
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