未来の飛行機には窓が無い!?壁一面が透明なジェット機のコンセプトデザイン
イギリスの企業、プロセス・イノベーションセンター(CPI)がジェット旅客機について面白いコンセプトを持ち出しています。
CPIの提案とは、「旅客機の窓を全て無くした上で内装壁一面を巨大なディスプレイにして、デジタルで空の眺めを楽しもう!」というもの。
従来あるような小さな小窓は全て排除し、一面をデジタルディスプレイで覆います。
機体の外部にあるカメラで撮影した映像をデジタルのウィンドウに映し出すことで360度の大パノラマを眺めることができ、まるで自分で空を飛んでいるかのような体験が出来るといいます。
勿論、機体が透明になるわけで外観は普通の飛行機ですが、内側からはまるで壁がなく透明のように見えます。
この仮想の窓は強度を持ち合わせているので飛行機の躯体ともなり、従来の飛行機よりも軽量化できるので燃費性能が向上します。
更に、機体の壁厚を薄く出来るので機内のスペースが広がり、シート同士の間を大きく取れるので、より快適なフライトが楽しめるといいます。
Aerospace Windowless Aircraft – The Future Inspired by CPI
CPIは10年以内、つまり2024年までには実現できるとしています。
IXION
更に、こちらはテクニコン・デザイン・フランス(Technicon Design – France)による窓の無いジェット旅客機「IXION」のコンセプトデザイン。CPIとは違い、天井までもがディスプレイで覆われています。
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