「遺体をアルカリ加水分解」、火葬に代わるエコな埋葬

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pic:youtube
近年では、棺の素材や土壌の要因となる防腐剤などが問題視されており、環境に優しい埋葬方法に注目されていますが、アメリカのペンシルべニア州ピッツバーグの葬儀会社は、環境に配慮した『遺体をアルカリ加水分解するサービス』の開始を計画しています。

アメリカでも増加する火葬と問題点

以前は土葬が大半を占めていましたが、2014年現在ではアメリカ人の40%超、カナダ人の50%超が火葬に移行しており、天然ガスや電気の使用量の増大に伴って二酸化炭素やダイオキシンの排出、遺体の歯に使われていた詰め物から水銀蒸気が発生まで多くの問題を抱えています。

しかし、NASDAQに上場しているマシューズ・インターナショナル(MATW.O)が2015年1月からフロリダ州の葬儀場で始めようと計画しているアルカリ加水分解の方法を用いれば、火葬に比べ使う天然ガスの量を10分の1(90%カット)、電気の量も3分の1に出来る上、水銀蒸気が発生しないといいます。

アルカリ加水分解は今まで実験動物の処理などに使われてきた手法で真新しいものではありませんが、導入に関するネックは大きく次の3点です。

  • 導入コストが高額
  • 法改正が必要となる地域がある
  • カトリック教会による反対

骨はどうなる?

処理時間に凡そ3時間かけて180℃ほどに加熱すると、遺体は茶色いトロッとした液体と骨にまで分解されます。
これは土葬のバクテリア分解を人工的に高速で分解したようなものです。

Ask a Mortician- Liquefying Bodies

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