[将棋] ひふみんこと加藤一二三九段が可愛くて仕方ないので動画集めてみた
面白すぎて思わず噴き出しそうになる竹部さゆり女流を端にマシンガントーク、米長邦雄永世棋聖とのコントのようなやりとり、お誕生日記念の特集動画などなど、見ているだけでホッコリしちゃうひふみんの動画を集めてみました。
ひふみんこと加藤一二三(九段)と言えば、14歳7ヶ月という若さでプロ棋士の仲間入りを果たした、日本将棋界史上最年少記録保持者。(執筆時)
神武以来の天才と称えられ、「えーっとあのー」などの口癖が多くて早口で話し、詰まるところ自分の自慢話に華を咲かせる愛くるしいお爺ちゃん。
加藤一二三と米長邦雄の漫才のような解説
【神回】加藤一二三、米長邦雄、羽生善治による将棋漫才!この豪華すぎるキャスティングは反則だろ!?
- 1:20
米長「形勢はどうなんでしょう、加藤先生」
- 2:40
加藤「一番無難なのはこうですかね」
米長「長い間付き合っていてね、内藤さんがそういう人間じゃないって分かってなきゃおかしいんだなぁ~」- 3:40
米長「プロみたい」
加藤「んふふふ、かなり、将棋結構分かってるんですね」
米長「ほぉ~、将棋がよく分かってるんだねぇ」- 4:20
米長「あなたがそうだとおっしゃるから多分そうなんでしょう」
加藤「ああ、やっぱりねぇ!」- 4:50
加藤「ああ、やっぱり上がりましたね」
米長「何十年の付き合いですから、善悪じゃないんですよね」- 6:08
加藤「当然こうなりますよね!?」
米長「加藤さん!あなたはねぇ!何十年の付き合いだか分からないんだけどねぇ!あなたはね、将棋の最善手を求めてる。私はね、この人間ならどういうことを指すかってことだけを言ってるからね」- 9:48
加藤「有吉九段から6六歩、同歩、同飛でどうだと」
米長「そうならないんです」- 10:18
加藤「(先手は)7三と金と寄りますね」
米長「あなたが絶対というから絶対でしょう」(読み手:先手、4六同じく歩)- 11:45
米長「ところで、テレビをご覧の方はね、私と加藤さんの仲は良いと思ってるんだろうか、悪いと思ってるんだろうか、見てる人は。これをあとで羽生先生はどう感じてるか、あとで聞かせてもらいましょうか」
加藤さんは「この手が、あの手が良いんじゃないでしょうか?」と色々語りますが、米長さんは「加藤さんね・・・」と説教するかのようなシーンが何度もあります。
また、米長さんの加藤さんに対する呼称が「加藤先生→加藤さん→あなた→素人」と荒くなっていくのも面白いです。
加藤一二三九段と米長邦雄永世棋聖の漫才コンビのコントのようなやりとりを横からニヤニヤと眺める羽生善治さん
蜂蜜チュウチュウ
羽生善治の5二銀、棋聖と奇声
この対局は羽生善治と加藤一二三の一戦として、とても有名な一局です。
聞き手の永井英明アナウンサーと日本将棋連盟の会長も務めた故・米長邦雄 永世棋聖の解説です。
米長 永世棋聖はこの解説で面白いコメントをたくさん残しています。
- 3:03
おおお、これはいい、これは面白いね、これは驚きました
- 3:55
経験が有っても無くても同じこと
- 4:53
ここでこういう風に歩を打つてのはね、まず専門家の実践手じゃないですね、ありえないですね
- 5:20
でもね、角を打つという手があるかもしれないね、いきなりね。でもまさかそんなバカなことはない
- 5:35
これやっぱり棒銀の将棋では名局というか、この、歴史に残るような将棋になるかもしれませんね(本当にそうなりましたね)
- 6:53
これプロ向きねぇ、2七歩はプロ向き、これはアマチュアという感じ
- 8:15
これは詰めろですよ
- 9:50
勝手にせいと~(中略)~飛車を取らせて、うぇい・・・あ、おんなじ実力だ
- 11:43
ただもう1つ手があるんですよ
- 12:30
おおお!やった!
- 14:08
なんか凄いことをパウロ先生も食っちゃったね、これ
- 14:27
んふ、んははははは、良い手だったねーあそこへ銀を打った手がね
- 14:45
もう悔しい!もう、どうとでも、してくれっ!加藤さんの気持ちが分かるね
5二銀を見たときの「おおお!やった!」という声は対局室にも聞こえるほどだったそうで、棋聖と奇声を掛けるコメントも見られます。
【将棋】 加藤一二三×羽生善治 5二銀
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