マーサー 2014年世界生活環境調査‐都市ランキング、ウィーンが5年連続1位!東京や大阪は・・・
アメリカのコンサルティング会社マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(Mercer Ltd.)がまとめた世界で最も生活の質が高い都市ランキング2014で、オーストリアの首都ウィーンが世界で最も生活の質が高い都市に選ばれました。
- WESTERN EUROPEAN CITIES TOP QUALITY OF LIVING RANKING ‒ MERCER
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- マーサー 2014年世界生活環境調査‐都市ランキング
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Mercer’s 2014 Quality of Living City Rankings
人口約170万人のウィーンは、このランキングで5年連続の首位をキープしています。以下の点などが評価されました。
- 公共交通機関は年間パスを購入すれば1日あたりの交通費が1ユーロで済む
- 文化的な名所がある
- 包括的な医療制度が充実している
ドイツやスイスの都市も評価が高く、チューリヒ、ミュンヘン、デュッセルドルフ、フランクフルトがトップ10入りしています。TOP10のうち7都市が欧州で、残り3都市は、ニュージーランドのオークランド、オーストラリアのシドニー、カナダのバンクーバーです。
アメリカでは、サンフランシスコが27位と健闘しています。アジア太平洋地域ではシンガポールの25位が最上位で、中東・アフリカ地域ではドバイの73位が最上位。
全体の最下位は前年に続き、イラクの首都バグダッド。アメリカ主導の2003年のイラク侵攻以降、バグダッドでは宗派間の対立が続いています。
日本は東京43位、神戸47位、横浜49位、大阪57位
Regional Rank 2013 |
Overall Rank 2013 |
City | Country |
---|---|---|---|
1 | 25 | SINGAPORE | SINGAPORE |
2 | 43 | TOKYO | JAPAN |
3 | 47 | KOBE | JAPAN |
4 | 49 | YOKOHAMA | JAPAN |
5 | 57 | OSAKA | JAPAN |
マーサーはニューヨークに基準値100を与え、政治的な安定や医療保険制度など39の項目について世界の都市を評価。企業が海外駐在員などに支払う報酬や各種手当を決める際の材料を提供しています。
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