プロジェクションマッピング技術による砂浜の映像が斬新!(名古屋造形大学卒展2017)

これは愛知県美術館ギャラリーで開かれた第24回 名古屋造形大学卒展2017 / 第13回 大学院修了展 造形研究科での、大学院デジタルメディアデザイン専攻の浅野博善さんによる展示作品です。
砂浜の映像は和歌山県南紀白浜の海岸で撮影したもので、魚眼レンズとプロジェクションマッピング技術によって床と壁にその映像を投影しているのだとか。

細波の音と相まって、足を踏み入れると本当に海水で足元が濡れてしまいそうな臨場感ですが、実際に足を踏み入れて撮影している人もいます。

プロジェクションマッピング技術を用いた仮想現実の仕組み

インスタレーション作品としての設置の他、病院などのリハビリの現場に設置することで、「患者が歩きたいと思える場所」を作り出し、精神的な負担を減らすことも視野に入れて研究、開発を進めています。

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魚眼レンズを利用して床と壁に映像を投影