MITが新素材を開発!液体が重力に逆らって壁を駆け上がることも可能

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MITの研究チームは、水滴など液体の流動を磁力によって任意の方向へ操作できる素材を開発しました。この素材の上の液体は自由に操作することができます。

アメリカ、マサチューセッツ州ケンブリッジ市にあるマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology, MIT)の研究チームが新しく開発した素材の表面には超微細な金属剛毛が約50μm間隔で並べてあります。(μm=マイクロメートル=ミクロンは100万分の1を意味します)
主にニッケルから作られた金属毛の直径は25μm(人間の髪の毛の4分の1)で長さは70μm、弾性をもつ透明なシリコン層の上に並べられており、磁気によってそのマイクロヘアーの向きを変えることができます。

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水が垂直な壁を2mmから3mm上る様子(マイクロヘアーの角度は70度)

液体は磁場で指定された毛の向きに従って動き、ごく微量な水滴であれば重力方向とは正反対の垂直壁を上ることも可能です。

Magnetic Hair

この素材を一般的に普及させることが出来れば、防水製品や防眩製品など様々な工業製品に応用できると期待されています。
例えば、衣服や自動車や建築物などでの防水効果や、窓ガラスにこの加工を施すことで透過する光量を調整できる「スマートウィンドウ」や、光の反射を抑える防眩効果(アンチグレア)などです。

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