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なぜ飛行機での非常時にパラシュートで脱出しないのか

スカイダイビング中の低酸素症による意識喪失の記事で、なんで非常時のためにジェット旅客機でパラシュート付けないの?という疑問を投げかけられたので調べてみました。

なるほど、確かにそうだ。
旅客機に、天井からぶら下がる非常用の酸素マスクを設置するくらいなら乗客にパラシュートを配ればいいんじゃないの?と思ったのですが、調べてみるとこの答えはokwaveで簡単に見つかりました。

一部抜粋し、要約するとこのような感じです。

  • パラシュート降下には訓練が必要
  • それ以前に航空法第90条(落下さん降下)で法的に規制されている
  • 機体後部から順番に飛び出さなければならない
  • 前部だとエンジンに吸い込まれたり翼に引っかかってバラバラになる
  • 後部に人が集まると重量が偏り、バランスが崩れて墜落が早まる
  • 小さな子供や障害者はパラシュートハーネスが取り付けられない
  • 旅客機の飛行速度は時速800 km/h、仮に出れても装備の無い生身の身体はバラバラになる
  • 旅客機の飛行高度は10000 m(32808.399フィート)以上
  • そもそも生身で生きられるだけの酸素がない、1分と持たず酸欠で意識を失う
  • 温度は0度以下、冬ならマイナス40度以下
  • 仮に降りられても手足は凍傷で四肢切断
  • 一般人が落下傘で生存できる高度は500 mから1000 mが限界
  • 持続的な水平飛行には300 km/h以上必要

最後の2点を踏まえると高度500 m、300 km/hで飛行すればなんとか助かる可能性も見出せなくもないのですが、逆にその条件で飛べてコントロール可能なら墜落せずに空港まで帰れるので危険なパラシュート降下を行う必要性がないとのこと。
また、パラシュートの保守点検費用は運行費用に上乗せされる上、パラシュートの加重分乗員数が減るので運賃は少なくとも従来の2倍くらいになってしまうのだとか。

なるほど、確かにそうだ・・・。

パラシュート降下は、そのための訓練を積んだ者でないと実行は困難である。日本では航空法第90条で法的にも禁止されている。民間旅客機においてパラシュートを装備しないのは、そのためである。そういう事情を知らない素人が、航空機事故が発生した時に、旅客機には乗客分のパラシュートを常備すべきと主張する例が見られるが、法改正や、航空会社が実行する動きは全くない。

素人ですみませんでした!

「なぜ飛行機での非常時にパラシュートで脱出しないのか」への1件のフィードバック

  1. >そもそも生身で生きられるだけの酸素がない、1分と持たず酸欠で意識を失う
    なんか柳龍光思い出した。それでもスペックなら何とかなりそう

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