「嫉妬」や「ご機嫌取り」など、犬の感情は人間が思っているよりも豊かで複雑

2016/05/05

dog_feeling
犬の感情が豊かであることは周知ですが、それらの研究に関する面白いニュースと素敵な動画があったので併せてご紹介します。

赤ちゃんのご機嫌取りをするワンコ

赤ちゃんの目の前にあったオモチャを犬が咥えて持ち去ると、その直後に機嫌を損ねて泣いてしまった赤ちゃん。
焦った犬は全力で赤ちゃんのご機嫌を直すべく色んなところからおもちゃをかきかつめて赤ちゃんの元へ届けようと必死です。かわいい。

Guilty dog apologizes baby for stealing her toy:It is never too late for apologize for friends.

この動画は2014年4月27日にアップロードされて以来、3ヶ月足らずで再生数1000万回を突破しています。

飼い主と遊ぶおもちゃの犬に嫉妬、米研究

Jealousy in Dogs
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0094597

2014年7月23日、犬には嫉妬感情があるとの研究結果がアメリカの科学誌プロス・ワン(PLOS ONE)で発表されました。人間の最良の友とも言われる犬には基本的な嫉妬感情があるといいます。

実験では、36匹の小型犬の飼い主に対して飼い犬を無視しながら次の3つの行動を行うよう指示。

  1. 動くおもちゃのぬいぐるみ犬と遊ぶ
  2. ハロウィーン用のカボチャのバケツ「ジャック・オー・ランタン」で遊ぶ
  3. 子ども向け絵本を音読する

その時の飼い犬の様子を観察した結果、ぬいぐるみの犬と遊んでいるときに飼い主を押したり、飼い主に触れる犬が約80%でした。これは、ジャック・オー・ランタンの時のほぼ2倍で、絵本の時の約4倍の多さです。
また、4分の1にあたる25%もの犬がおもちゃの犬に噛みつきました。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の心理学者で同研究著者のクリスティーン・ハリス氏は、「嫉妬など複雑な感情が人間特有のものだという見方が見直される可能性がある。犬の主観を知ることは出来ないが、彼らは大切な社会的関係を守ろうとしているように見える」と話しています。

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