アノニマス開発の「AirChat」、インターネットなしでも行える無線データ通信

2016/05/05

ハックティビズム集団のアノニマス(Anonymous)が、政府の検閲中でも通信を行うことができる「AirChat」を開発しています。

この通信はエジプトやシリアなどの不安定な状況下や天災・自然災害の場合にも使うことが出来る非常に有益なツールとなる「無線を用いたネットワーキングシステム」で、コンピューター間でチャットあるいは音声通信、データ共有が可能なほか、ごくわずかでも共有されている接続があればインターネットに接続することも可能。

通信はトラフィックをプロキシやオープンソースの匿名通信システムTorネットワークを通過させることで暗号化し、通常の携帯電話と違い匿名性を確保することもできます。

プロジェクトガイダンスによると、

「AirChatは自由なコミュニケーションのための道具で、インターネットのインフラや携帯電話網を必要としない。存在するあらゆる無線通信、もしくは音声を送信することのできる装置をベースにしている」

といいます。要するにアノニマスは、貧困層や困っている人たちやいざという時のために通信手段とその機会を誰にでも提供できるシステムを作ることが目的だと主張しています。

Airchat

素晴らしい構想だとは思いますが実現に至るのでしょうか?仮に実現した場合、既存の通信事業者は大打撃を受けるので黙って見過ごさないでしょうね。