泥酔中のギャンブルで大負けした男性、5000万円の帳消しを求めて提訴

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アメリカ、ネバダ州ラスベガスのとあるカジノで、酒に酔っている間にギャンブルをして50万ドル(約5000万円)をも失った男性が、何も覚えていないから無効だとして、帳消しを求める裁判所へ提訴しました。

2014年1月30日夜、カリフォルニア州に住むマーク・ジョンストンさん(Mark Johnston)は、空港からホテルに向かう途中でお酒を飲み、2013年11月に開業したカジノ「ダウンタウン・グランド(DOWNTOWN GRAND)」に泥酔状態で到着。
それから翌31日の午後まで17時間に渡ってブラックジャックなど行い、プレー中にも無料で提供されるお酒を20杯ほどをあおります。その後はホテルに戻りましたが、後になってカジノでの記憶はないと主張。

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ジョンストンさんはプレー中、チップの色を間違えたり床に落としたり、会話すら出来ない状態でした。

賭博規制

ネバダ州の賭博規制では、目に見えて酩酊している客にカジノで賭けを続けさせることは禁止されています。訴状ではカジノ側に怠慢や詐欺行為などがあったとして、50万ドルの支払いの無効や損害賠償を求めており、賭博管理委員会は状況調査に乗り出しています。

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