るろ剣の逆刃刀は実在した!?短刀が千葉の旧家から発見される!

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漫画「るろうに剣心」でお馴染みの逆刃刀と同じ構造をした短刀が千葉県白井市内の旧家の蔵から発見されました。
寄贈を受けた市教育委員会は「刀として類例がない資料」と、市の文化財指定を考えています。

この短刀は2013年10月、江戸時代に名主を務めた川上家の蔵から発見されました。

全長約28センチメートル、刃渡り約22センチメートルで普通の刀の刃と峰が逆になっています。刀身は錆びており刃紋は見えません。鞘(さや)は先端にいくほど広がっており、竜を細工として彫った金属を被せるなど通常の日本刀とは違う造りをしています。

審査を受けた結果、柄に差し込まれた茎(なかご)が短いなどの点から日本刀の製法から外れるとして、美術刀の登録(刀剣登録)はされませんでした。

もし、るろ剣の逆刃刀がこれらの刀をモデルとしてデザインされていないとすれば、原作者の和月伸宏さんはもの凄い発想力ですね!

刀の種類と違い

大太刀、太刀、打刀、脇差、小太刀、短刀、大刀、小刀の違いは何か、と聞かれて即答できる人は少ないのではないでしょうか。同じものでも時代や様式・スタイルによって呼称が違うようです。

大太刀とは
おおたち。歩兵の武器ではなく馬上に乗って馬の走る勢いで斬る武器。
太刀とは
たち。日本刀のうち刃長がおおむね2尺(約60cm)以上で、太刀緒を用いて腰から下げるかたちで佩用(はいよう)するもの。
打刀とは
うちがたな。主に馬上合戦用の太刀とは違い、主に徒戦用(歩兵戦用)に作られた刀。
脇差とは
わきざし・わきさし。主兵装(本差)が破損などにより使えない時に使用される予備の武器。現在は日本刀の打刀(うちがたな)の 『大小拵え』 の小刀(しょうとう)をいうことが多い。
小太刀とは
こだち。定寸刀と短刀の中間の長さとされ、刃長が二尺(約60センチ)前後の刀。
定義は諸説ある。
  • 脇差全般がそれに当たるという説
  • 大脇差をそう呼ぶという説
  • 大小二本を差すときは刀、脇差とそれぞれ呼び、一本のみを使用するときに小太刀と呼ぶ説
大刀とは
だいとう。打刀の呼び名の一つ。 『大小拵え』 のうち、「大きい方」の刀。

時代による呼称の違い

戦国時代の武将
太刀、打刀、腰刀の3本を差していた。あるいは短刀を馬手差しに、この場合は4本所持し、それぞれ用途が違う。
江戸時代
太刀は儀仗用途になり廃れ、打刀→大刀、腰刀→小刀(脇差、短刀)に変化し、用途ではなく長さで区別した2本を差すようになる。これが大小と呼ばれる由縁。打刀とは用途名なので、江戸期の大刀を打刀と呼ぶのは適切ではない。
室町時代と江戸後期
短刀が多く作られた時代。江戸後期に短刀という名称になるまでは「ちいさ刀」などと呼ばれていた。女性用に広く普及し、男性用では太刀の添え差し、または凶事に使用。
小太刀は用途が不明。寸法的には元は子供か女性向け。
剣術では脇差術のことを小太刀術と呼び、剣道では脇差を使うものを小太刀の型と呼ぶ。

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